全席即完売、三日間で約3万人を動員した日本初単独コンサートを大成功で終えたKPOP8人組ボーイズグループ「ATEEZ」。2022年16日、17日、18日の三日間、みなとみらいにあるぴあアリーナMMにて「ATEEZ 2022 WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP:BEGINNING OF THE END] in JAPAN」が行われました。チケットは、全日程において全席即完売の争奪戦、三日間で約3万人を動員しました。今回は、乗りに乗った彼らの初単独コンサートの様子をお届けします。

「WONDERLAND」
まず最初に流れたのは、ATEEZ代表曲の一つでもある「WONDERLAND」。赤い照明から浮き出る彼らのシルエットと、イントロが流れた瞬間、会場の熱気は瞬時にMAXに。昨年、参加していたボーイズグループサバイバル番組「KINGDOM」のアレンジと同様、ジョンホの放つパワフルで安定した4オクターブの雄叫びにより、会場は序盤から更にヒートアップ。
「サンのハプニング」
「WONDERLAND」を演じ終えた後、ご挨拶とトークに。サンがステージから姿を消していましたが、初っ端から気合いが入りすぎたのか、ズボンのお尻が破けてしまって着替えていたとのこと。全てにおいて、全力投球な彼らしく、また少し恥ずかしそうにATINYに報告する姿はとても可愛らしかったです。
「様々な衣装」
「Say My Name」、「treasure」は連続で披露。衣装は、モノトーンなデザインながら、スパンコールを効果的に活用している華のあるものでした。
コンセプトイメージ映像が流れたあとの衣装は、全身白を基調とした「どこぞのお国のプリンスですか?」と聴きたくなるような王子様衣装でした。ソンファの白ロングコート、ウヨンの白ショートジャケット、ヨサンの白ジャケット腹部の一部がちぎられており…完全に、解釈の一致を感じましたね。

「Better」と「Still Here」
「Better」は、サンの繊細で美しい歌声、「Still Here」は、ソンファの歌い上げる力強い高音が、とても印象的でした。「Still Here」では、全員がステージの端から端まで動き、たくさんのATINYにペンサをおくっていました。
「ATINYのどよめき」
「Utopia」と「INCEPTION」の間に再度トーク。その際、ミンギがカメラで抜かれ、可愛らしくピース✌️したら、会場全体から、言葉では表せないATINYのどよめきが起こり、この日のハイライトの一つになりました。(オタク特有推し達が尊すぎるあまり、言葉にならない何かを発してしまうアレですね。)
「ヨサンのビューティフルセクシーウェーブ」
「INCEPTION」では、ヨサンのビューティフルセクシーウェーブが炸裂、グループ内だと高身長ではないウヨンが踊っている姿を見た瞬間、脚なっが!と、声がでてしまうくらいスタイルの良さに驚いてしまいました。バランスがとてもよく、美しかったです。ホンジュンの美しい横顔で終わるエンディングはため息もの。
「アニメトーク」
好きなアニメや漫画の話になり、デジモンアドベンチャーやポニョの話、ハイキューが好きなサンと、時をかける少女が好きなソンファさんはモノ真似を。ユノが率先してトークを回している姿を見て、さすがだなと思いました。

「HALA HALA」
THE・ATEEZ!!!という力強く、美しいパフォーマンスで、圧巻のステージを披露。最後は、ウヨンの圧倒的ビジュアルのドアップで暗転。
「MADDOX」
今回、同じ事務所に所属するシンガーソングライター「MADDOX」もゲストとして登場。ホンジュンが昔からヒョン(お兄さん)と呼び、ATINYにも仲の良いお兄さんとして知られている彼。アデル「Easy On Me」カバーと彼の最新曲「Knight」で、とんでもない歌唱力を披露し、ATINYたちを魅了しました。その間、ATEEZは衣装チェンジ。
「Answer」
衣装が、デニムを基本としたカジュアルおしゃれなコーデ。
サンとウヨンが、順番にソロでダンスを披露したあと、後ろから他のメンバーが下から登場してくる演出が、とてつもなく神々しかった…まるで、メンバー達を守る2頭の獅子のよう。
「ATEEZがやってみたかったこと」
ATINYと一緒にウェーブをやりたいという願いを叶えるべく、ATEEZの掛け声と共に、横から、上からのウェーブをATINYがプレゼントする場面も。

「ATEEZから、日本ATINYへ」
アンコールには、世界中の時が止まっていたこの数年について、ATEEZのインタビュー映像が流れ、彼らの気持ちを直接知ることができる機会がありました。イベント中止を発表し、日本を後にした前回の来日について、申し訳ない気持ちが大きく、下を向いて帰ることしかできなかったと話すウヨン。こんなに長い間、ATINYに会えないと思っていなかったと語るジョンホ。言葉を直接伝えることができず、申し訳なかった気持ちを語ったソンファ。
「離れていた時間を、少しずつ埋めていく」
トークタイムも多くあり、この数年離れていた日本ATINYとの時間を、少しでも埋めたいという気持ちが強く感じることの出来る演出とステージでした。ジョンホの、もう一公演できそうな力強さと安定感。ホンジュンのメンバーとATINYを見る優しい表情が、個人的に強く印象に残っています。ATEEZとATINYの素敵な関係性をこの目で見て、感じ、共有できたことを嬉しく思います。
「勢いが加速するATEEZ」
そして最終日、ATEEZの新たなワールドツアー「THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL」の開催が発表されました。韓国からスタートし、アメリカ、カナダを巡り、2022年12月11日、12日、日本にてコンサートを開催します。ますます勢いの止まらないATEEZの活躍に目が離せません!!

サムネイル出典:ATEEZ広報事務局