日本から見ると、「韓国ではみんなK-POPを聴いていて、街中はアイドルソングばかり流れている」というイメージを持つ人も多いかもしれません。BTS、BLACKPINK、IVE、NewJeansなど世界的グループの存在感を見れば、そう感じるのも自然です。
では実際に、韓国の人たちは日常的にK-POPを聴いているのでしょうか。現地を訪れて感じた答えは、YESでもあり、NOでもあるというのが正直なところです。K-POPは確かに強い存在ですが、日本から想像するよりずっと多様な音楽文化が共存しています。
街中で流れているのは最新K-POPだけではない
ソウルの弘大(ホンデ)や聖水(ソンス)、江南など若者エリアでは、カフェやショップでK-POPが流れていることも多くあります。
ただし、実際にはそれだけではありません。
- 韓国インディー
- バラード
- ヒップホップ
- 海外ポップス
- 落ち着いたBGMプレイリスト
こうした音楽もかなり多く、韓国=常にK-POP一色ではないというのがリアルです。
アイドルを推しているのは10代だけって本当?
結論から言うと、10代だけではありません。
たしかに学生世代はトレンドへの感度が高く、TikTokやYouTube、SNSを通じて最新アイドル曲に触れる機会が多いため、10代〜20代前半にK-POPファンが多いのは事実です。
しかし韓国では、30代・40代のファンも珍しくありません。
- 昔から応援しているアーティストを追い続けている
- 子育てや仕事と両立しながらライブに行く
- 音楽だけを楽しむライト層として応援している
こうした層も多く、“アイドルは若者だけの文化”というわけではないのです。
特に長く活動しているグループほど、ファン層も年齢とともに広がっています。
ただ、日本のファンは一般的に「長く愛してくれる」という印象を持たれています。
韓国の10~20代は熱量も高い分、移り変わりも早いと言われていて、次々と新しいアイドルが登場する韓国では若者のトレンドは常に動いでいます。
30〜40代に人気の韓国アーティスト
そんな韓国で、30~40代の方はどのような音楽を聴いているのでしょうか?
次のような名前は世代を超えて人気があります。
IU
国民的シンガーとして幅広い世代に支持される存在。若年層だけでなく大人世代からの信頼も厚いです。
BTS
若いファンのイメージが強いですが、社会現象級の人気により30代・40代にも認知度と支持層があります。
Lim Young-woong
韓国では圧倒的な人気を誇るスター。特に30代以上からの支持が非常に強い代表格です。
AKMU
音楽性の高さと親しみやすさで、幅広い年代に聴かれています。
Paul Kim
バラード人気が高く、大人世代にも定番の存在です。
つまり韓国では、**年齢によって“好きな音楽が自然に枝分かれしていく”**印象があります。
結論|韓国人はK-POPを聴いている。でも世代で楽しみ方が違う
韓国人はたしかにK-POPを聴いています。
ただし、それは“全国民がアイドルオタク”という意味ではありません。
10代〜20代はトレンドとして自然に楽しみ、30代〜40代は歌唱力やキャリア重視で聴く傾向もある。アイドル文化もあれば、バラードやOST文化も根強い。
つまり韓国におけるK-POPは、特別な趣味というより、世代ごとに楽しみ方が違う生活密着型のメジャーコンテンツ。その広がりこそが、韓国音楽シーンの強さなのかもしれません。
